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多額の借金を残して他界した親の相続を放棄する方法とは?

親が亡くなった際、残された多額の借金に直面することは大きな精神的負担となります。
何も対策を講じなければ親の債務は子が引き継ぐことになりますが、法的な手続きをとることで自身の生活を守ることが可能です。
本記事では、多額の借金を残して他界した親の相続を放棄する方法について解説します。

親の借金は無条件で支払わなければならないのか

親が亡くなった場合、プラスの財産だけでなく借金などのマイナスの財産も承継の対象となります。
住宅や預貯金といった財産を承継すると決めたならば、それに付随する債務も支払う必要があります。
不動産などの資産価値よりも負債が上回っている場合、そのまま相続を継続することは経済的な破綻を招くおそれがあります。
一方で、法的な手続きである相続放棄を行えば、最初から相続人ではなかったものとみなされ、負債の一切を承継せずに済みます。
ただし、一度相続放棄を行うと資産も受け取ることができなくなるため、事前の調査は重要です。

相続放棄を行うときの流れ

相続放棄の手続きは、おおまかに以下のように進めます。

書類を集める

相続放棄の申述には、被相続人の住民票除票や、申述を行う本人の戸籍謄本といった標準的な書類が必要となります。
これらに加え、被相続人との続柄によって追加で準備する書類が異なります。
複雑な血縁関係がある場合には、書類の収集だけで相当な時間を要する可能性があるため、早めに着手することが重要です。

管轄の家庭裁判所に申立を行う

必要書類が揃ったら、被相続人の最後の住所地を管轄する家庭裁判所に対して相続放棄申述書を提出します。
なお、受理されるまでの間に遺産を処分してしまうと、相続を承認したものとみなされ、相続放棄が認められないケースがあるため注意しましょう。

相続放棄が受理される

相続放棄の申述からおおむね2週間後に、家庭裁判所から照会書または回答書と呼ばれる文書が自宅に送付されます。
この文書には、親が亡くなったことを知った日や、放棄をするに至った理由などの質問事項が記載されています。
回答内容に問題がなければ、家庭裁判所から相続放棄申述受理通知書が届き、手続きは完了となります。

まとめ

今回は親の債務などの借金を承継しない方法について解説しました。
相続放棄は期限が3ヶ月と短く、一度受理されると撤回ができない重大な決断です。
書類収集の不備や判断の遅れが、取り返しのつかない結果を招く可能性もあります。 不安な方は司法書士に相談してください。

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